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DM製作で考えること

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 顧客にDM(ダイレクトメール)を送付する為に、DMを製作するとします。デザイナーとしては、当然最初にまず、企画から挙ってくる原稿に目を通し、内容を把握・理解しようとしますよね。まさか、ここで内容に目を通さずにいきなり製作に入るデザイナーは居ないと思いますが・・・。
 ざっくりと以下のようなポイントを気にしながらイメージを膨らましていくでしょう。

◆「このパンフレットで、顧客に一番伝えたいのは何か?」
◆「この中で、展開するストーリーはメリハリが有るか?」
◆「このコピーからイメージできるものは何か?」
◆「顧客がこの中から見いだせる価値は何か?何を見つけてほしいか?」
◆「このDMの意図は?戦略は?」

 DMだけでなく、一つのモノを製作しようとする際に、デザイナーだけで考えられる事はたくさんあります。そして考えた事や感じた事から、企画側に提案できるアイデアや、イメージが必ずでてくるでしょう。
 ここから『企画×デザイナー』の壮絶なディスカッションが始まります。基本的に、自分がヒアリングを行うのは、内容や戦略等を一通り把握しても尚、理解できない部分や不透明な部分が残ったり、方向性が見えない場合にのみですけどね。
 なぜ、このディスカッションが壮絶かというと、デザイナーの誰しもが経験している事、それは
「デザインが理解できない、デザインはおまけと考えている、デザインは必要ないと考えている、そういう素人の方が企画側で権力を持った人で、製作に絡んでいる」際に、デザイナー側からの視点をなかなか理解させる事が難しく、酷い場合はクレームだらけで、デザイナーの意見も聞かず、言う通りに作れ!的な態度に出られたりするからです。
 実際、プレゼンをしっかり行う事や、企画側の想像を遥かに超えていいモノを制作する事で、ある程度は回避できます。しかし、大体は企画に携わる方というのは、やっぱり企画が大事な訳で…、理解しようとしない方が大勢いらっしゃるというのも現実なんですよね・・・。

 私は、昔からそういう企画側への理解を求める働きかけを何年も続けてきました。もちろん企画にも携わりました。デザイナーも企画を十分に理解していないと、それを活かすデザインはあげられないと考えているからです。

 お互いを理解し合うという姿勢が大切です。これは製作の現場に限っての事ではなく、いろいろな場面で共通して言える事だと思います。そして、いい関係を築いていく事ができるんだと思っています。

自分の戦いはまだまだ続きます・・・。


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一つのDMをデザインするのに、一人じゃなくて、2人3人でチームとして製作を行っているときは、「何ページ〜何ページは●●担当で」というような場面は、他のどこでも製作の現場でもあると思います。
 でも、これは自分の考えとしては反対です。何故かというと、自分の思い通りの完成形に近づけるのが難しくなるからです。どれだけコンセプトを共有して理解していても、法則を作っておいても、それぞれの個性が必ず出ます。その個性をいかに調整して合わせていきながら、よりいいものに仕上げいくか。
 このポイントが重要で且つ難しい。どんなに人に伝えるのがうまい人でも、どんなに人にあわせるのがうまい人でも、それぞれのいいところを消し合ってしまい、最終的にはまとまったものができても、微妙な違和感は残ります。これは、自分が今まで経験してきて確実に感じていた事です。
 もちろん納期が極端に短く、それに対応しなければならないときは、この方法は有効です。でも、できるのなら、一人で全てをデザインしたいし、完成させたい。これは、デザイナーであれば当たり前の感覚だと思いますけど、それを押し殺してまで制作しなければならない事が、最近身の回りで多いです。少し前なら、そんな事も無かったのですけれど…。